塗装ブースについて

車を所有する喜びの一つは、その美しい外観を長く保つことにあります。しかし、時間の経過とともに、自動車は避けられない経年劣化に直面します。特に外装の状態は、車の印象を大きく左右する要素です。色あせや小さな傷やへこみは、愛車の魅力を損なうだけでなく、放置することでさらなる損傷の原因ともなり得ます。
塗装のメリット・デメリットと共に、当社で導入している塗装ブースの紹介をしていきます。

全塗装のメリット

まずは車を全塗装するメリットからです。やはり車の外観を自分の好みに変えられたり、きれいになったりすることが最大のメリットでしょう。
事故やアクシデントで塗装が剥げてしまう以外にも、長く乗るうちに紫外線の影響などで自然と劣化してしまうことも珍しくありません。
そんな時、全塗装があることで買い換え以外の選択肢ができます。

新車同様の見た目になる

車を全塗装すると長く乗った車でもまるで新車のような見た目になります。
車を買い替えたような新鮮な気分を味わえるでしょう。

車を自分好みの色に変えられる

新車を購入する時に予算の関係などで好きな色を選べなかったり、乗っているうちに好みが変わったりすることもあるでしょう。
この場合も全塗装で今の自分に合うカラーに変えられます。バイカラーなど個性的な色にも挑戦できます。

思い入れのある車に乗り続けられる

全塗装にかかる費用を考えると古い車の場合思い切って買いかえた方がいいのではと思うかもしれません。
ただし、その車に特別な思い出があったりすでにその車種が廃止されてしまったたりして買いかえを躊躇することもあります。
その場合は全塗装で外観をメンテナンスすることで、さらに長く乗り続けることができます。

全塗装のデメリット

反対にクルマを全塗装するデメリットにはどんなことがあるのでしょうか。
やはり気になるのが車がオリジナルの状態ではなくなることです。将来的に車を売ることを考えているなら慎重に検討してください。

査定金額が下がるリスク

車を全塗装してしまうと車を売る時に査定金額が下がる可能性があります。特に色を変えてしまっている場合はカスタムカーと同じ扱いになり、買い取りを断られるかもしれません。
もし車にへこみなどダメージがありそれを修理するために全塗装をした場合は、塗装する前の状態よりは査定額が上がるかもしれません。
ただし、修理にかかった費用をカバーできるほど高く売るのは難しいです。
乗り換えの資金にするためにできるだけ車を高く売りたいと考えるなら、全塗装はリスクになります。

塗装には時間と費用がかかる

車を塗装するとなると、少なくない費用と時間がかかります。
車を全塗装するとするとおおよそ20万円ほどの費用がかかりますが、車種や塗装方法により値段が変わります。車種や塗装方法によって変わりますので、ご相談だけでもお気軽にご連絡下さい。

キュービック塗装ブースLAGOS

当社は明々工業の最上級モデルLAGOS塗装ブースを導入しております。
部屋の上部から空気を吸って、床の下から工場の外に空気を排気する完全上下圧送式システムです。
塗装の仕上がりに悪影響を及ぼす空気中のゴミやホコリを完全にシャットアウトします。
塗装後は70℃の高温で塗料を乾燥させることにより塗膜の強度が増し、新車同様の光沢と塗装肌を実現いたします。
このブースがあればどんな高級車でも綺麗に塗れてしまいます。

塗装作業の際はゴミが出ない防塵服(スプレースーツ)を着て塗装します。
内部ライトは全てLEDを使用し、モーターや制御盤は日本製を使用。エネルギー使用をできる限り抑えた地球環境に優しいモデルです。
塗装ブースのさらなる経済性と安心性、そして使い易さへの追及をしております。