3Dアライメントについて

マイカーをお持ちの方であれば、車検などの際にアライメントの調整を勧められることがあります。アライメントという用語を聞いたことがあっても、具体的に何を意味するのか知らない方が少なくありません。
アライメントとは、自動車の車輪(タイヤ)の向きの事になります。ハンドルを切っていなければ車輪は前に向いているように見えますが、僅かなズレが生じる事があります。
新車であればアライメントは適切な値に調整されていますが、脱輪や事故を起こすと車軸の向きにズレが生じる事があります。事故などのトラブルを起こさなくても、長年にわたり走行するうちに少しずつアライメントが狂う事もあります。

サスペンションを変更するなどして車高を変えた場合にも、アライメント調整が必要になります。アライメントが狂うとタイヤの寿命が短くなったり、走行時に直進安定性が悪くなってしまいます。
高速走行時に車輪が振動する原因にもなり、ハブやドライブシャフトなどに負荷がかかる事があり車の性能を維持するためには、車検やタイヤ交換などの際にアライメント調整を業者に依頼する必要があります。

料金について

国産車基本料 ¥11,000~(税込)
外車基本料 ¥14,000~(税込)

 

調整料 1か所につき¥2,000~(税込)

 

アライメント調整を行うメリット

1. コントロール性能が向上する

アライメントが狂うと直進安定性が悪くなり、まっすぐに走行するためにハンドルをしっかり持たなければなりません。
運転中に進行方向を修正する頻度が高くなり、長時間にわたり運転を続けると疲労の原因にもなり事故につながる可能性もあります。
アライメント調整をして直進安定性を改善させることで、運転がしやすくなるでしょう。
自動車の直進安定性と曲がりやすさはトレードオフの関係にあり、快適に運転をするためには両者のバランスが大切になります。
アライメント調整をすることで安定性と操舵性のバランスが理想的な値に近づくので、コントロール性能が向上します。

2. 燃費が向上する

アライメントが狂うと、車輪の向きがまっすぐ前に向いていない状態になります。直進する時でも常にタイヤを引きずりながら走っていることになるので、燃費が悪くなる原因になってしまいます。
アライメントを適切な数値に補正すると、タイヤと接地面の抵抗が減少するので燃費が向上します。
アライメントに問題があると、車輪が振動したりハブやドライブシャフトに無理な力がかかってしまいます。走行時に車体の各部に無理な力がかかることも、走行抵抗が大きくなってしまう原因のひとつとなります。
アライメントを修正することで燃費が向上するだけでなく、部品への負担が軽くなるので耐久性が向上するというメリットもあります。

当社はJohn Bean V3400 ワイヤレス イメージングホイールアライメントシステムを導入しております。

カスタム・ドレスアップすればもとは量産車であっても、オリジナルな車になります。メーカーが出しているオプションもあるものの、個性を表現できるほどの特徴はありません。またエンジンにターボを装着したり、オーディオ機器をグレードの高いものに交換したりすることで、性能は向上します。ホイールやマフラーの交換は、走行性能の向上とドレスアップ両方に、効果がある方法です。

高精度測定を実現するプレミアム モデルの3Dホイールアライメントシステムです。
なぜJohn Bean V3400なのかというと

  • 低車高の車を扱うのでホイールがフェンダーに被っていても測定ができること
  • ハイキャンバー角に対応できること

様々ですが最も大切な理由は精度の高さです。
独自開発の3Dイメージングテクノロジーを駆使し、4輪それぞれの車軸のセンサーポイントを3次元空間上でとらえ、車両プレーンをモデル化します。アライメント測定データはこの車両プレーンを基準として演算/表示されるため、従来の測定技術では不可欠だったアライメントリフトレベルを不要としています。

いつものように真っ直ぐ走らない、ステアリングが重たい、ステアリングの中心がズレたなどの時は、アライメント調整をオススメします。

高精度測定を実現するプレミアム モデルの3Dホイールアライメントシステムです。
その他にも、

  • タイヤやホイールに強い衝撃が加わったとき
  • 車高を変更したとき
  • 過走行や古くなってきたとき

など気になる事があれば、お気軽にご相談ください。